リアライズ~本当の自分に氣づく~
6月21日――それは、一年の中で最も昼の時間が長くなる「夏至」の日。
昔から世界中で、夏至は“光が満ちる日”として特別視されてきました。
日本でも古来、田植えや収穫の前後に神様に祈りを捧げる行事と結びついていたり、
ヨーロッパでは火を焚いて祝う「夏至祭」があるなど、
この日を“転換点”としてとらえる文化がいくつも存在します。
でも、なぜそこまで「夏至」が特別な意味を持つのでしょうか。
実はこの時期、宇宙的にも、
地球全体のエネルギーが大きく動いているタイミングなのです。
目には見えないけれど、私たちの心や体もその影響を繊細に受け取っています。
特に今年の夏至前は、「変化」や「デトックス」を感じている人がとても多いのではないでしょうか。
✔︎ なんだか落ち着かない
✔︎ 人間関係が変わってきた
✔︎ 今まで当たり前だったことに違和感を感じる
✔︎ 急に心が疲れている
✔︎ 新しい流れに乗らなきゃ…と焦る
もしそんな風に感じていたとしたら――
それはあなたの魂が、次のステージに進もうとしている証かもしれません。
そして、そんな時期に大切なのが「手放し」です。
夏至は、言いかえるならば「光がピークに達し、そこから少しずつ陰に転じていく分岐点」。
自然のサイクルと同じように、私たちの内面でも“陰と陽の転換”が起こります。
それは、とても繊細で、でも確かな変化です。
・気持ちが揺れやすくなる
・体調がいつもと違う
・ふだんの選択に迷いやすくなる
・人の感情に敏感になりやすい
そんな変化を感じたとき、「私が弱いから」「ダメだから」と自分を責める必要はありません。
むしろ、それは自然な変化の一部であり、あなたが「つぎのステージ」に向かっている証拠。
心や身体が揺れたり、迷ったりするときこそ、大切なのは“内なる声”に耳を澄ますことです。
そして、それが「手放し」の第一歩になります。
〜自分の本音と向き合い、軽やかに次のステージへ〜
まずは、ゆっくり深呼吸をして、静かな場所で心を落ち着けてみましょう。
問いかけ:
最近、なんとなくモヤモヤしていることは何ですか?
頭の中でよく繰り返してしまう心配事はありますか?
無理をして頑張っていたことはありませんか?
👉 ノートに、浮かんできた言葉をそのまま書き出してみてください。
どんな感情もOKです。「こんなこと思っちゃいけないかな」と思う必要はありません。
今のあなたの「素直な心の声」を受けとめる時間です。
次に、「もう自分には必要ないな」「これは手放してもいいかな」と思うものを見つめてみましょう。
問いかけ:
自分を小さくしてしまう思い込みはありませんか?(例:「私なんて無理」「嫌われたくない」など)
もう頑張らなくていい人間関係はありますか?
本当はやりたくないのに、やらなきゃと思っていることは何ですか?
👉 それらを**「手放したいものリスト」として書き出してみましょう。**
例:
「いい人でいなきゃいけない」という思い込み
自分を責める癖
合わなくなった人間関係
心の中の罪悪感や劣等感
手放したいものを見つけたら、それを心の中、または声に出して「ありがとう、もう大丈夫」と伝えてみましょう。
ワークの一例:
紙に手放したいものを書き出し、
その紙をビリビリに破って捨てる/燃やす(安全に)/シュレッダーにかけるなどして、
そのあとにこう言ってみてください:
「これまでありがとう。私は新しい自分に向かいます。」
※無理に感情を起こそうとせず、淡々とで大丈夫です。
大切なのは“意識して手放す”という行為自体です。
スペースが空いたら、そこには「新しい自分の意図」をそっと置いてあげましょう。
問いかけ:
本当は、どんな自分で生きていきたいですか?
これからどんな気持ちを大切にしていきたいですか?
👉 新しい意図を1〜3つ、前向きな言葉で書いてみてください。
例:
私は私のままで愛される存在です
自分を信じて、やさしく前に進みます
ご縁のある人と自然な形でつながっていきます
それをスマホのメモに保存したり、目に入る場所に貼っておくと◎
夏至を過ぎてから、現実が少しずつ変わってくるのを感じられるかもしれません。
変化の途中には、手放す痛みや不安もあるかもしれません。
でもそれは、あなたの魂が“より本来の自分に戻ろう”としているサインです。
このワークは、ひとつの「お清め」として、あなたの心を軽やかにしてくれるはずです。
必要なときに何度でも、やってみてくださいね。
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